
「VTuber食レポ出来ない」は過去の話!舞鶴よかとを知っとーと?
(アイキャッチ画像はYoutubeチャンネル「福岡グルメ三昧よかとちゃんねる」より)
VTuberは食レポが出来ない?
YouTubeを飛び出して活動のフィールドを拡げているバーチャルな存在に対して、「VTuber」以外の呼称を考えるという議論が盛り上がりをみせています。これまでもバーチャルタレントやバーチャルアーティストなどの名称が生まれてきましたが、これからはそうした芸能の枠に収まらない存在にも対応した名称が必要になるということで、議論がどのような発展を見せていくか興味深いところです。
現状では芸能方面への展開が目立つ為、バーチャルタレントという呼び方が「VTuber」の次によく使われている感覚ですが、そんなバーチャルなタレントは生身のタレントと比較した時に”食レポが出来ない”というのが弱点と言われることがあります。
しかしそんな指摘も最早過去の話、現在においては食レポをこなすバーチャルタレントが存在するのをご存じでしょうか?
前置きが長くなりましたが今回はアイデアとテクノロジーで不可能を乗り越える破天荒VTuber舞鶴よかとさんをご紹介します。
舞鶴よかとを知っとーと?
舞鶴よかとさんは福岡県福岡市中央区舞鶴をルーツに持つばりばりのバーチャル博多っ子。突き抜けたポジティブさとナチュラルボーン博多弁のキュートさが特徴で、地元福岡を盛り上げたいという方針のもとに活動している地域に密着したVTuberです。
そしてなによりの特徴が食レポを得意としているということです。バーチャル空間にバーチャル食品を持ち込むのではなく、上記の記事にあるような撮影方法によって本物の食品による食レポに成功しています。
さらに九州のエリア情報誌「九州ウォーカー」とのコラボ企画では実際の店舗への訪問にも挑戦しており、バーチャル空間を飛び出したバーチャルタレントとしての活動実績を着々と積み上げています。
食レポ街ぶらなんでもこい
バーチャルなタレントはバーチャルならではの面白さをストロングポイントとする反面、だからこその課題として現実世界とのクロスの難しさがあり、特に生身のタレントの得意分野である食レポや街ぶらが出来ないということを弱点として指摘されてきました。
しかし舞鶴よかとさんを見ていただければ分かるように、そうした既存の問題点は既に解消されつつあり、むしろ出来ないと思われていた分食レポが出来るという面白さは新たな価値として更なる注目を集めるポイントとなる可能性を秘めています。
デザインやファン特性といった相性の良さからアニメやゲーム業界との関わりの多いVTuberですが、これからは食品関係などこれまで関わりの薄かった他分野とのコラボによってその可能性を益々拡げていきそうです。これまで様子見をされていた関連企業の皆様におかれましては、その面白さを活用したプロモーションを検討されてみてはいかがでしょうか。
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