小熊史也 小熊史也 Editor

メールマガジン「週刊SHAREPOP」編集長

バーチャルYouTuberへの造詣が深く、輝夜月世界初インタビューの企画執筆を担当して以降、キズナアイ,ミライアカリ,月ノ美兎などへのインタビュー、各種イベントレポート、考察記事などを手がける。
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コラム

伊織いおのTwitter活用に見るSNSセルフプロデュースの新常識

コンテンツやプロダクトを充実させることは大事ですが、現代のマーケティングにおいてはそれをいかに広めるか、どう見せるのかという視点、すなわちSNS運用も重要なポイントであるということはSHAREPOPでも何度も取り上げていることですし、もはや常識といってもよいでしょう。

 

企業の展開するコンテンツから、声優にタレント、個人VTuberまで当たり前にTwitterを活用してのプロデュースをする現代ですが、その当たり前はグラビアタレントの世界においても同様です。

 

SNSもひとつの舞台

 

個人での発信が簡単になった現代においては、グラビアタレントの活躍の舞台も雑誌やテレビだけではなく、TwitterなどのSNS上へ広がり、自ら写真や動画を上げるようになりました。

 

「お金のことしか考えてません」倉持由香が熱弁する【稼げる人の法則5カ条】 https://r25.jp/article/611803128029347625?u=tp

 

そしてTwitterにて約40万ものフォロワーを持つ人気グラビアアイドル倉持由香さんが「グラビアアイドルの仕事論 打算と反骨のSNSプロデュース術」と題した著書を執筆している通り、ただセクシーな写真を上げるだけでなく、その中でどう個性を演出するのかが重要なポイントになっています。

 

そんなグラビアタレントによるTwitter活用の例として取り上げたいのが伊織いおさん。Twitterのフォロワーは約5万人、雑誌掲載や映像作品の発売など飛躍が目覚ましい新人タレントの一人ですが、ここ1ヶ月でも約5000人フォロワー数を伸ばしているなど、Twitter運用にも注目すべき点があります。

まず伊織いおさんをフォローしている人がフォローしているアカウントを見てみると、同じようにフォロワー数万クラスのグラビアタレントが多いことが分かります。

 

前述の通りSNSを通じた個人での発信が当たり前になり、競合相手も山ほどいるなかで、伊織いおさんはどのように差別化を図っているのでしょうか?

 

・キャッチフレーズとハッシュタグ活用

単純な話ですがキャッチフレーズを作ることは、一目でストロングポイントを示すことができる有用な手段です。Twitterにおいてはキャッチフレーズをハッシュタグにすることで、自らの発信を体系化すると共に、ファンのコミュニケーションを促進させることにも繋がります。

伊織いおさんの投稿を見ると「二次元過ぎるJカップ」「ボーイッシュJカップ」というワードを独自に使用していて、二次元から飛び出したかのような現実離れしたプロポーションを強みとして押し出しており、ファンもその旗印のもと応援ツイートを投稿していました。

 

他にもハッシュタグには自らによる写真や動画投稿に加え、撮影会などでファンによって撮影された写真も投稿にされており、タグを軸にして立体的な展開が行われていることが分かります。

 

・頻繁な投稿によるコンテンツ拡充

 

伊織いおさんは上記のハッシュタグを活用しての頻繁な動画投稿によって、ファンを飽きさせないようなコンテンツの拡充を行っています。

そもそも1日の平均ツイート数も31.3回と多目で、加えて毎日動画や画像を投稿しているのは供給過多のようにも思えますが、文字通り一瞬で消費されるTwitter上での情報は多いにこしたことはなく、継続することでそれ自体が実績ともなります。

 

・ファンへのレスポンス

 

動画や画像投稿に加え、ファンによる応援ツイートのRTやリプライ返しを積極的に行っていることにも注目です。

ツイートのひとりごと率を見てみると、ひとりごと率は45%で、リプライやメンションツイートが半分以上を締めていることが分かります。

 

ファンにとっては反応を返してもらうことで、ちゃんと自分の応援も見てくれていると感じることが出来、身近さや達成感を味わうことが出来ます。そうして見るだけの存在ではなく、自らも見られているという実感を与えることはSNSならではのやり方であり、ファン活動の継続にも繋がるでしょう。

 

シンプルな取組の徹底

 

どれも単純な施策に思えますが、倉持由香さんも簡単に稼げる裏わざのようなものはなく、ある程度の継続と我慢が必要と語っており、シンプルな取組の丁寧な徹底こそが最も難しく、最も成功へ繋がる手段と言えるでしょう。

 

今回はいつもとテイストの違う事例を取り上げましたが、社会とSNSが密接にかかわり合う現代では至るところでSNSを通じたプロモーション、プロデュースが行われています。そんな視点を持つことで普段何気なく目にするポップカルチャーも違う見え方がしてくるかもしれません。

コンテンツ×プロモーションのSNSにおける広がり

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