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DA PUMP の“ダサい”新曲「U.S.A」はいつキャズムを超えたのか
2018年5月16日にYouTubeでMVが公開されたDA PUMPの新曲「U.S.A」。
ユーロビート調のサウンドや、アメリカをテーマにした(?)独特の歌詞が「(良い意味で)ダサい」という評価を得て、MV再生数1,600万回突破(7月4日時点)、特徴的なサビのシュートダンスをインスタなどで芸能人が真似するなど、一気に「2018年を席巻した1曲」に踊り出ました。
ブームは多くの人が感じているとおりですが、このブームが”いつから””どのように”生まれていったのかを、SNSのデータから読み解いてみます。
1.「U.S.A」はどのように口コミが広がったのか
まずこちらが「DA PUMP」のツイート数の推移。
「U.S.A」のMVが公開されたのが5月16日。話題の山はそこから5月18から生まれていて、この間に口コミが広がっていったのだと思います。
では、その間にはどのようなキーワードで「DA PUMP」が語られていたのでしょうか。
MVが公開された5月16日から18日までの「DA PUMP」を含むツイートをテキストマイニングにかけていきます。
「U.S.A」は、公開された直後から「ダサい」という形容詞と共にSNSで話題になりまくったことがわかります(笑)。
これはある意味、「ダサい」と多くの人に発言させることに成功したのがバズの要因であったといえるでしょう。
また、「ハロプロ」「ハロヲタ」「ダンス」というワードもでており、ユニークなダンスにハロプロファンが反応したということも大きな後押しであったことは間違いなさそうです。
2.「U.S.A」ブームが確立されたタイミング
では、この「U.S.A」ブームが確立されたのはいつだったのでしょう?
「DA PUMP」のツイート数はリリースの6月6日には9,000件近いツイート数を生み出しました。
ちなみに、ツイート数は1日に1万件近くが出ると、世の中ゴトならぬ「SNSゴト(SNSでその日に多くの人が注目する話題)」になったと考えます。
この日からはリリースイベントが都内各地で行われ、MVで知った(ハロプロファン含む)ユーザーがイベントについて言及していきました。
また、「USA」のキーワードが大きくなり、「DA PUMPの新曲」から「U.S.A」という楽曲自体が認知される段階に入ったこともわかります。
3.まとめ
これまでの流れを見ると、DA PUMPの「U.S.A」は
・MVを通じてハロプロファンを中心に(良い意味で)「ダサい」と口コミが高まり
・6月6日のリリースに合わせたイベント・メディア露出で爆発的な勢いを生み出した
といえるかと思います。
一気に2018年の話題曲となった「U.S.A」。年末に向けてどこまで勢いを持続していくのか、注目ですね!
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