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【2019年冬アニメ】「チカダンス」で注目の「かぐや様」、そのファンは?

(アイキャッチ画像は公式Twitterアカウント「TVアニメ『かぐや様は告らせたい』公式@毎週土曜放送&月曜配信中! 」より)

2月5日に配信したメールマガジン「週刊SHAREPOP」で、今期アニメの中で放送後に最もフォロワーが増加している作品として『かぐや様は告らせたい』を紹介しました。

その後の第4話放送後の1/13から2/7のフォロワー増加数をみても、その勢いは衰えていません。むしろ“放送後にフォロワーが伸びた第3話”に対して、放送日当日に増加したことから、口コミのタイムラグがなくなり、より作品自体に注目が集まっていると考えられます。

 

一気に今期の人気アニメに踊りでた『かぐや様は告らせたい』。では、どのような人達がこの作品を楽しんでいるのか、公式Twitterアカウント「TVアニメ『かぐや様は告らせたい』公式@毎週土曜放送&月曜配信中! 」のフォロワーを調査してみました。

「かぐや様」を見ているのはどんな人?

他にフォローしているアカウント

以下は、『かぐや様は告らせたい』のフォロワーが、「他にフォローしているTwitterアカウント」です。

原作・原作者アカウントが上位にきていることはもちろんですが、「五等分の花嫁」「ドメスティックな彼女」などのアカウントが多く表れており、いわゆる「深夜アニメファン」に支持されていることがわかります。

特に、「ゆらぎ荘の幽奈さん」「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」など、前期・前々期の同枠の作品(TOKYO MX 土曜日23:30~)があり、“枠に対してついているファン”というファンも一定数いることが推察されます。

プロフィールにおける頻出単語

次に、フォロワーのユーザー名とプロフィールに頻出する単語を調べてみます。

注目したいのは、「推す」というワードとともに、アイドルそのものやアイドルゲーム、また声優などのワードが入っていることです。このことから、アイドルなど人物・キャラクターに対して、ファン(推し)であることを自認し熱量を注ぐユーザーが多いことがわかります。

こうしたファンは作品のストーリーよりも”キャラ”を重視し、独自のコミュニティを形成しながらグッズなどの消費行動が活発な「狭く深い」層です。いわゆるアニメファンという言葉で括ってしまうのは簡単ですが、アニメファンの多様化も進む中、こうした傾向からグッズ・イベント・タイアップなどのスピンアウト展開を考えていくことが重要と考えます。

 

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