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【SNSレポート】ベタなアニメ公式Twitterの法則【アカウント名・ユーザー名・アイコン編】

アニメ公式Twitterは、どのようなアカウント作りをしているのでしょうか。
現在判明している来期アニメのTwitter 27アカウントを例に、アカウント名、ユーザー名、アイコンにおけるベタな法則を調べてみました。

【ベタ1】アカウント名に「アニメ公式」

『TVアニメ「賢者の孫」公式』や『アニメ『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』公式』のように、「アニメ」+「作品名」+「公式」 というアカウント名が一番多い結果となりました。この方法なら、アニメ公式Twitterだという事が一目でわかりますね!

『鬼滅の刃公式』や『【公式】八月のシンデレラナイン』のように、原作などとアカウントを共有している場合は「アニメ」を付けないことが多いです。
共有アカウントだけれどアニメ化することを強調して伝えたい場合は、『【公式】三ツ星カラーズ/ひとりぼっちの○○生活(アニメ化決定)』のようにアカウント名で伝えることもできます。
また、アカウント名に「アニメ」も「公式」も無いものは、さらざんまいのみとなっています。

【ベタ2】ユーザー名は「作品名_anime」

@nobutsuma_animeや@magmell_animeのように、ユーザー名が作品名_animeになっているアカウントは27アカウント中13アカウントありました。この中には@mix_ytvanimeや@yuno_anime2019のように、テレビ局名や厳密にはanimeではないもの含みますが、作品名_animeが半分近くを占めています。
「その他」の4つには、@kimetsu_offや@kinpri_PRのような、他媒体とアカウントを共有している場合がほとんどです。
確かに、「anime」が入っていれば、原作やファンのTwitterが既にある場合でも、ユーザー名でアニメ公式かどうかの区別がすぐつきますね!
ちなみに、先ほどのさらざんまいは@sarazanmaiとなっており、作品名のみのパターンとなります。

【ベタ3】アイコンはキャラクター

キャラクターを使用しているアカウントが最も多いですが、作品名ロゴを使用しているアカウントも多くあります。アイコンをスッキリと見やすくしたいとの考えからか、キャラクターと作品名ロゴを同時に入れているアカウントは5つに留まりました。
ちなみに、先ほどのさらざんまいはキャラクターでも作品名でもなく、作品に登場するであろうモチーフなっています。

まとめ

というわけで、ベタなアニメ公式Twitterの法則は
・アカウント名に「公式」や「アニメ」が入っている
・アニメ専用アカウントの場合はユーザー名に「anime」が入っている
・アイコンがキャラクターか作品名ロゴである
となります。
この3つの法則を満たすと、アニメ公式Twitterだとわかりやすいですね。

この法則全てに反するアカウントは「さらざんまい」のみとなります。この作品は少女革命ウテナ、輪るピングドラムなどで人気を博した幾原監督の最新作です。抽象的な表現が多く、難解とも言われる幾原監督の作風に合わせて、Twitterのアカウントもあえてわかりやすくすることを避けていると考えられます。
作品によってはTwitterのアカウント名ひとつをとっても工夫の余地があるということがわかりますね。

【おまけ】現段階で注目されている来期アニメは?

ついでに、2019/2/28時点で発表されている2019年春アニメの、公式Twitterのフォロワー数を調べてみました。

シリーズが続いている「進撃の巨人」などの作品や、2016年に映画が話題になった「キンプリ」は、既存ファンがいることからフォロワーが多くなっています。
それら以外だと「鬼滅の刃」と「八月のシンデレラナイン」が5万以上のフォロワー数を獲得しています。

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